ヴラマンク展に行ったこと。 [作品展]
河口湖へ行って来ました。
いつも宿泊する宿は一緒なので、大抵ノープランでただ休みに行くのですけど、
今回はここを拠点として、
高速道路も使って小一時間、山梨県立美術館へ。
都内では開催されない「ヴラマンク展〜絵画と言葉で紡ぐ人生」に行って見たくて。
クルマって運転出来たら本当に便利だなぁ!と、運転して連れってくれる家族を有り難く思いました。
(これ、電車やバスを使って行くのだったら本当に大変過ぎて諦めてしまったと思います。)
大きい美術館展があると大抵1枚くらい展示されていて、印象に残るヴラマンク。
青黒い木陰や湖の向こうの闇間に浮かぶ光の鮮かさと静けさを求めて眺めに来たのですが、
その多くはセザンヌに影響を受けた初期の作品に集まっていて、
最も量産されたのであろう時代の雪に埋もれる街角の風景画を沢山見ました。
酔うほど飾られていたので途中 「そんなにこの一見同じく見える通りが好きかね?」と
味わいきれない気持ちになったのですが、
最晩年の作品群に差し掛かり、長く住み愛してやまない田舎の
景色、小麦畑、生けられた庭の草花、
月の浮かぶ街道を描いた作品を眺めていたら、
雪の積もる時間の長い地域に住まい毎日画業を連ね、
その積み上げた作品の相対的な量が雪の村であることが
ぐわっと想像されて、何を解ってさっきのような感想を持ったのか、突然恥ずかしさが。
作品にところどころ添えられたヴラマンクの言葉を読みつつの
絵の鑑賞は思ったよりも少し絵に集中出来なくなり、わたしには向かなかったけれど、
それでもいくつも心に残る言葉があり、あとで図録を見ながら読み直そうと思いました。
自分がメモった言葉。
「作品と商品を混同してはいない。」
今日はお留守番。お昼ごはん [食]
青春の終わらせかた。 [live]
台風の上陸待ちで天候不安定な先週末。
チケットも無いのに、日比谷野外大音楽堂で行われたライブを聴き届けたくて
plentyのラストライブに行きました。
30代を前にバンドを解散することになるのは、
偶然なのか、毛皮のマリーズ然り、andymori然り、
まさかplentyもだなんて、、、
大人のカテゴリーに押し出されて大分経っている者からすると、
止めることで、拓かれる
「開放」を感じるんだよな、って思う。
一度止まって、方向や手段を変えて向かった道が、
生まれついた癖のままに、
また一周して、納得した手段を見つけたと思ったら、
手放したものが遥か彼方で無表情で消えそうになっていたり、
踏み固めてしまった足元の土がカチカチに干からびていたり、
でも、遠回りしなければひとは身体に筋肉も増やせない。
現に美しい「死に場所」を探していたバンドが、
「この先も音楽の側にいたいな」って、15年目にやっと気がつけたり、
そこに、ついてきて欲しいよと言葉に出せたり、
そういうことに遭遇してる今年。
いろいろなバンドを好きになり、
単にひとつの好きな音楽がつなぐ関係性なのに、
こちら側としては本当に大切に聴いていて不思議なものです。
近道で楽や得をしようと思っても、思えば思うほど失敗るし、
一見惜しいようでも急がば回れ、もある。
今日だってまた、
好きな音楽を聴きながら思うことは、
こころのガソリンになる音楽が必要なだけ。
当時の手帳を開いて、自分が通いつめたライブを探して
印をつけてみました。
チケット争奪戦に敗れた沢山のファンが日比谷公園の木の下で、
大音量で振舞われる漏れ音と、木陰を染める赤や青のライトを見つめていました。
(会場内は傘、厳禁だったのでずぶ濡れだったそうです)
(わたしのすきな「あいという」という曲のイラストモチーフのポーチ)
https://youtu.be/EQrk_ktZdG4
オフィシャルから、
過去わたしが行ったライブのVideoがあがっていたので載せときます。
このサポートメンバーさん(ドラマーとギター)が入っていた時期、
楽曲の再現力と表現クオリティはキレッキレで個人的に堪りませんでした。
このまま行くのかなと思っていたけれどこのあと正式に同年代ドラマーが加入しました。
新茶 [贈り物]
まるめ さん。16才。 [猫]
秋薔薇が咲き始めました。 [薔薇]
長浜ラーメンと焼ばら(海苔)とパインアメポテトチップス [食]
古い箪笥 [整頓]
昨日、今日と、高原のような涼しさ〜。
職安に行ってから、「待機期間」としっかり区切られたので…
よーし、この漠然とした日々の
作って貰った期間を、奪い取ろう!
(獲物が無い時、ぐーたらライオンになる自分に気がついた)
って、
いままで見て見ぬ振りしてた「魔窟」の掃除を始めました。。。。。
亡くなった祖母が使っていた、なんてことない箪笥。
実家に戻ったとき、物入れだった部屋にあったのをそのまま譲り受けたのですけど、
がたぴし、がたぴし、で、
滑りが悪い。
物を入れちゃったので、出すのも面倒で放っておいたのですが、
蝋をね、塗ればいいんでしょ?
上段を下段に移しながら、引き出しを抜いて…
見えなかった段の縁に溜まった、、、
恐ろしい「垢みたいな、埃???」を刮ぎ落として、
クシャミを連発しながら、
仏壇のロウソクを2本ほど失敬して塗りつけました!!!!!!
小引き出しも加えて、計六段。
あー、なんで早くしなかったんだろ。
キモちE ヽ(´▽`)/
そして、
際下段の奈落には、
埃にまみれたウールの帽子がひとつ。
(エマールしました…)
きょうもこれから、別の「魔窟」に挑みます!
オマケ
昭和な玄関。
お約束の下駄箱の上。
庭の薔薇。色褪せたイエロー / インカ
色褪せたラベンダーピンク/ ニュー・ウェーブ
ブリリアントピンク/ ブリリアントピンク・アイスバーグ
パッチワーク作品 母 (季節に合わせてなんか作ったやつを貼ってます、
薔薇と合わないのでいつも隠すけど、
今日はなんかレトロで笑える、、、、)