青春の終わらせかた。 [live]
台風の上陸待ちで天候不安定な先週末。
チケットも無いのに、日比谷野外大音楽堂で行われたライブを聴き届けたくて
plentyのラストライブに行きました。
30代を前にバンドを解散することになるのは、
偶然なのか、毛皮のマリーズ然り、andymori然り、
まさかplentyもだなんて、、、
大人のカテゴリーに押し出されて大分経っている者からすると、
止めることで、拓かれる
「開放」を感じるんだよな、って思う。
一度止まって、方向や手段を変えて向かった道が、
生まれついた癖のままに、
また一周して、納得した手段を見つけたと思ったら、
手放したものが遥か彼方で無表情で消えそうになっていたり、
踏み固めてしまった足元の土がカチカチに干からびていたり、
でも、遠回りしなければひとは身体に筋肉も増やせない。
現に美しい「死に場所」を探していたバンドが、
「この先も音楽の側にいたいな」って、15年目にやっと気がつけたり、
そこに、ついてきて欲しいよと言葉に出せたり、
そういうことに遭遇してる今年。
いろいろなバンドを好きになり、
単にひとつの好きな音楽がつなぐ関係性なのに、
こちら側としては本当に大切に聴いていて不思議なものです。
近道で楽や得をしようと思っても、思えば思うほど失敗るし、
一見惜しいようでも急がば回れ、もある。
今日だってまた、
好きな音楽を聴きながら思うことは、
こころのガソリンになる音楽が必要なだけ。
当時の手帳を開いて、自分が通いつめたライブを探して
印をつけてみました。
チケット争奪戦に敗れた沢山のファンが日比谷公園の木の下で、
大音量で振舞われる漏れ音と、木陰を染める赤や青のライトを見つめていました。
(会場内は傘、厳禁だったのでずぶ濡れだったそうです)
(わたしのすきな「あいという」という曲のイラストモチーフのポーチ)
https://youtu.be/EQrk_ktZdG4
オフィシャルから、
過去わたしが行ったライブのVideoがあがっていたので載せときます。
このサポートメンバーさん(ドラマーとギター)が入っていた時期、
楽曲の再現力と表現クオリティはキレッキレで個人的に堪りませんでした。
このまま行くのかなと思っていたけれどこのあと正式に同年代ドラマーが加入しました。