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蕾の巻き毛 [薔薇]

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マダム・アントワーヌ・マリー の秋薔薇です。
縦巻きロールヘアのような蕾の解れ具合を楽しめる季節です。

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花弁の少ない薔薇は、春や夏のように気温が暖かめだと、
ぶおっと開いてすぐ散ってしまいます。
この華奢な蕾の静々とした成長と、ロマンチックな蕾の形が見たくて…
晩秋から冬薔薇へ移ろう指先の少し冷たく感じる季節を待っておりました。
オールド・ローズは花首も細くしなやかで、うつむく横顔が可憐なものが多いです。
ゆらゆら風に煽られても、折れちゃったりしないで、
しぶとさと奥ゆかしさがある、長い時を生きている薔薇。
アントワーヌ・マリー夫人は、1901年生まれ。


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少し遠出。 [目印]

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ご無沙汰いたしました。
あの大きい台風のあと、どうしてもの用件で朝から出掛け、
歩いているうちにどんどん歩き、万歩計は持っていないのですが、
多分4〜5キロ歩いていました。

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他所の公園のねこ爺です。
ステキな黒茶色の。
大風で落ちた銀杏と、捌け切らない雨水であちこち出来た
水溜まりを上手に避けながら散歩したり、
陽を浴びたり。
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あまり知らない町で、バスの経路から外れて乗り継ぐテクが無い為に
取り敢えず目的地に向かうバスを求めて、
商店街を逆行し、何処でも行けるバスが来る電車の駅に向かって歩き、
凄く疲れたので、めちゃめちゃジャンクなものを買い、
空いた後部座席でこっそり食べました。
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誰が考えたんだろう…

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薔薇はローズヒップをつけるものが、とても元気に見えました。
嵐の後で、晴れたけど雲も流れる強い風が、
ゆらゆら薔薇を落ち着かせないのです。
折れてしまった大きく膨らんだ蕾、
春の花が終わったまま時を止めた一季咲きの薔薇の枝、
寂しそうにぽつん、ぽつんと、咲いている四季咲きの薔薇。

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いろんなことを考えながら、ひとりで西陽の中の薔薇園を歩きました。

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帰りのバスを待っていた時、見えたその日何度か目の富士山。
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わたしの薔薇たち [薔薇]

明日からぐっと気温が下がるそうです。
涼しいくらいの方が薔薇の時はゆっくり廻るので、
その美しさも長く楽しめます。
地元の薔薇園も、もう秋薔薇が見られる頃だな。

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ニューウェーブ/日本のハイブリッド・ティー 咲き方が変化します。とても爽やか好い香り…

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ホワイト・マジック/アメリカ

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シュネ・プリンセス/白雪姫/オランダ

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シュネと同じガーデン用のポリアンサローズ(名前がわからないけど、可憐な見た目でありながら、とても強い房咲き)

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マダム・アントワーヌ・マリー/フランスのオールドローズ

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ウィンチェスター・カセドラル/イングリッシュ・ローズ

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デンティ・ベス/イギリスのハイブリッド・ティー

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インカ/ドイツ この秋一番よく咲いてるので、母のお気に入り。

こっそり薔薇も買いに、秋薔薇を見に行くのいつにしようかな、、、と計画中です。


。。。。。。。

にゃごにゃご先輩から教わった「鯛の地中海風」
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食材入手の都合で、鯛 & 鱈 のミックスとなりましたが、なんとか出来まして!
温め過ぎてスープを吸い上げてしまったようですが、
美味しいお味で、好評でした♡
ケッパーと黒オリーブ、最高!あさりは缶詰めでも良かったのかな?
もちろん、その汁を水で伸ばして加えましたけど…
また作りますね ʅ(◞‿◟)ʃ
今度は鯛だけで作りたい、、、な。

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しあわせな時間。 [空間]

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昼下がり、昔お世話になったカフェのオーナーさんのお宅へ
当時の仲間とお呼ばれしました。

ジャスミンの手招くよく晴れた日。

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神泉駅とBunkamuraをつなぐ坂道の辺りに、
ほんの数年だけ存在した
黒海周辺の国々のエッセンスに満ちたカフェ。
保存されていた当時の設えが其処彼処に嵌め込まれて、
懐かしくて堪りませんでした。

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カフェのメニューを再現しておもてなしを受けました。
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ティータイムの ムハレビ

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蜜をかけた バクラバ

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茄子のサラダ と ニンジンのサラダ を付け合わせた
レンズ豆とミントのスープ

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ビーフ・ストロガノフ

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デザートの プラムのキーセリ

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食後にトルコ・コーヒーで占いをしました。
わたしには三本の道があるようで、
王冠のように見えるその中に、鳩のような鳥が住んでいます。
さて、どんな意味だろう。

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クリムゾン・レッド階調の色彩が瞑想的な、キリムや絨毯が敷き詰められたお部屋に、
吾亦紅と杜鵑草などをリクエストして作ってもらったお花を持って伺ったのですが、
包みを解かれて生けられて、改めてはっとしたのは、
無意識にこのお部屋のカラーに馴染むものを見つけていたこと。
時のゆったり流れる部屋で、
たわいもなく、しあわせなきもちになって、
いつまでもいつまで立ち去り難く笑ってお話しをしていました。

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嬉しい日。 [空間]

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美味しいってお勧めの餃子を食べに、蒲田まで行ってきました!!!!
(びっくりマークが4つなのは、4人の女が餃子を求めて蒲田に夕方集合したからです♡)

結論から言って、わたしの好きな味でした♡
久しぶりに美味しいの食べたあ〜〜。
この面子で、中目黒で評判の餃子も行ったけどね、わたしはこっち!だなぁ。
タネの味が、好き。

他にもいろいろ頼んじゃって
IMG_2450.JPG茄子の餃子と小籠包
IMG_2449.JPG海老マヨと空芯菜炒め
IMG_2451.JPGサツマイモのポリポリに揚げたのと、クラゲ入りの白菜の甘酢サラダと、フライドポテトのような串切りジャガイモと茄子の炒め物
IMG_2452.JPGキクラゲと豚肉の卵炒め

メニューの豊富さに餃子だけで食い倒れられなくて、ある意味無念となりましたが、
とっても楽しいお夕飯でした。

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オマケ 寄り道したカフェのHalloweenメニュー。
竹炭でグレーに染められた、レモネードございますう。


「わたしたちがバカスカ食べたったころ」、、、、
『わたしたちが孤児だったころ』など、
主観である感情が抱く記憶を、情緒的にかつクールに著述される大好きな作家
カズオ・イシグロ さんがノーベル文学賞を受賞されていました。
お腹も、いっぱいですが、
いいこといっぱいな日となりました。
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清酒「甲斐の開運」酒蔵見学 [空間]

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1週間前の河口湖です。
今回はかろうじて富士山のシルエットを拝めた時間帯もあったのですが、
アイスクリームのような巻き雲が棚引く空でした。

ヴラマンク展に連れて行ってもらう日の午前中。
宿泊したホテルから歩いて行ける距離に酒蔵があるの知って、行ってみました。
事前問い合わせで、酒蔵見学が出来るそうです。

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地域を盛り上げることになるならと、(繊細な作業の時季は範囲を狭めながら、)
手が空いている時は社長さん自らお話と案内をして頂けます。
午後運転を控えた弟は、残念ながら試飲する機会はNGで、気の毒でした。
極寒時マイナス20数度になる標高の高い酒蔵ならではの、
澄み切った水を思わせる甘過ぎない口当たりが、普段あまり日本酒を飲まないクチにも
気持ち良くなめさせて頂けるお酒でした。

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とても由緒あるお屋敷の門からして、この酒蔵さんの歴史を感じます。
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この日は、午後から遠出する段取りもありバタバタしたので、
翌日、酒蔵の売店に改めて立ち寄りお土産を買いました。
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吟醸酒の酒粕で作られたカステラ。
玉子は卵白だけ、というのもあるのですが、真っ白で繊細な口当たり。

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わたしは、ここの酒粕エキスで作られたクリームと、
近所のおばあさんが作った飾り用の小さい着物を買ってしまいました。
酒蔵の奥様(←とっても色白!)が顔にも使っていらっしゃると聞いたので、
面倒がりにぴったりかな!と。
小さい着物はとても良く出来ていて、Blytheドールにぴったりでした。

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ヴラマンク展に行ったこと。 [作品展]

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河口湖へ行って来ました。
いつも宿泊する宿は一緒なので、大抵ノープランでただ休みに行くのですけど、
今回はここを拠点として、
高速道路も使って小一時間、山梨県立美術館へ。
都内では開催されない「ヴラマンク展〜絵画と言葉で紡ぐ人生」に行って見たくて。
クルマって運転出来たら本当に便利だなぁ!と、運転して連れってくれる家族を有り難く思いました。
(これ、電車やバスを使って行くのだったら本当に大変過ぎて諦めてしまったと思います。)
大きい美術館展があると大抵1枚くらい展示されていて、印象に残るヴラマンク。
青黒い木陰や湖の向こうの闇間に浮かぶ光の鮮かさと静けさを求めて眺めに来たのですが、
その多くはセザンヌに影響を受けた初期の作品に集まっていて、
最も量産されたのであろう時代の雪に埋もれる街角の風景画を沢山見ました。
酔うほど飾られていたので途中 「そんなにこの一見同じく見える通りが好きかね?」と
味わいきれない気持ちになったのですが、
最晩年の作品群に差し掛かり、長く住み愛してやまない田舎の
景色、小麦畑、生けられた庭の草花、
月の浮かぶ街道を描いた作品を眺めていたら、
雪の積もる時間の長い地域に住まい毎日画業を連ね、
その積み上げた作品の相対的な量が雪の村であることが
ぐわっと想像されて、何を解ってさっきのような感想を持ったのか、突然恥ずかしさが。
作品にところどころ添えられたヴラマンクの言葉を読みつつの
絵の鑑賞は思ったよりも少し絵に集中出来なくなり、わたしには向かなかったけれど、
それでもいくつも心に残る言葉があり、あとで図録を見ながら読み直そうと思いました。
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自分がメモった言葉。
「作品と商品を混同してはいない。」

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今日はお留守番。お昼ごはん [食]

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じゃがいも大きいの2個(約400g)茹でて、

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片栗粉80gに砂糖大さじ1と塩小さじ1/4下味をつけたものに
湯きりして半つぶししたじゃがいもを加えて、
まとめ易いように、更につぶしていく。

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分割して、丸く平たくしてフライパンで片面づつ中火で焼いて、
こんがりしたものをお皿に出して、
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作っておいたタレをフライパンで温めて、
もう一度絡めて焼く。

海苔を巻いてみました♪
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なんとなくこんなの食べたいなってのに近いものを
ネットのレシピから探して、
再現するのって面白いもんですね。
これは、居酒屋さんにある「じゃが餅」ですって。
美味しかった!

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青春の終わらせかた。 [live]

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台風の上陸待ちで天候不安定な先週末。
チケットも無いのに、日比谷野外大音楽堂で行われたライブを聴き届けたくて
plentyのラストライブに行きました。

30代を前にバンドを解散することになるのは、
偶然なのか、毛皮のマリーズ然り、andymori然り、
まさかplentyもだなんて、、、

大人のカテゴリーに押し出されて大分経っている者からすると、
止めることで、拓かれる
「開放」を感じるんだよな、って思う。

一度止まって、方向や手段を変えて向かった道が、
生まれついた癖のままに、
また一周して、納得した手段を見つけたと思ったら、
手放したものが遥か彼方で無表情で消えそうになっていたり、
踏み固めてしまった足元の土がカチカチに干からびていたり、
でも、遠回りしなければひとは身体に筋肉も増やせない。

現に美しい「死に場所」を探していたバンドが、
「この先も音楽の側にいたいな」って、15年目にやっと気がつけたり、
そこに、ついてきて欲しいよと言葉に出せたり、
そういうことに遭遇してる今年。

いろいろなバンドを好きになり、
単にひとつの好きな音楽がつなぐ関係性なのに、
こちら側としては本当に大切に聴いていて不思議なものです。

近道で楽や得をしようと思っても、思えば思うほど失敗るし、
一見惜しいようでも急がば回れ、もある。

今日だってまた、
好きな音楽を聴きながら思うことは、
こころのガソリンになる音楽が必要なだけ。

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当時の手帳を開いて、自分が通いつめたライブを探して
印をつけてみました。

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チケット争奪戦に敗れた沢山のファンが日比谷公園の木の下で、
大音量で振舞われる漏れ音と、木陰を染める赤や青のライトを見つめていました。
(会場内は傘、厳禁だったのでずぶ濡れだったそうです)

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(わたしのすきな「あいという」という曲のイラストモチーフのポーチ)

https://youtu.be/EQrk_ktZdG4

オフィシャルから、
過去わたしが行ったライブのVideoがあがっていたので載せときます。
このサポートメンバーさん(ドラマーとギター)が入っていた時期、
楽曲の再現力と表現クオリティはキレッキレで個人的に堪りませんでした。
このまま行くのかなと思っていたけれどこのあと正式に同年代ドラマーが加入しました。


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新茶 [贈り物]

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昨年の初夏前に、静岡出身のご主人を持つ友だちから「新茶」を一袋頂きました。
それを大事に大事に冷凍庫で保管しながらちびちび淹れていたのは、
その風味、味わいが大好きでありながら、
真夜中に効きすぎて睡眠が浅くなる苦しみを回避していたから。
ついに今朝冷茶にして最後の一煎を楽しもうと茶漉しでこして、
ふと鮮やかで柔らかそうな茶葉を摘んで食べて、
吃驚!
なんとー!
これは、「おしたし」と言ってもいい!
日本各地、煎茶の産地の皆さんは、
手に入れようと思えばこのような新鮮な青菜みたいな日本茶を
新茶の時季になれば楽しんでおられるのでしょうか。
本当に羨ましく思いました。

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タグ:新茶 静岡茶
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