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セツ・モードセミナー [空間]

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懐かしい場所へ行きました。

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「美しいものが本当に分る人間に」
「自分の勉強を自分でする」
「歩みのノロイ人もおり速い人もおり、夫々が立派な一つの個性として尊重されています。人によっては早くて軽いのや、遅くて重いのや、みんなが大きな可能性を秘めているはずです」
「偶然を積み重ね、やがて自分の確かな技術にまで固めてゆくのです」
「構図や物語性にまでデッサンが拡大されてゆくのを自覚し」
「≪孤独な心のささやき≫というような表現を」
「鑑賞に耐えうるもので」
「色の形、そしてその構成」
「上手とか下手というよりは、それが自分の一つの個性だと認識することも大事です。上手というのは往々にして一つの古い類型としてうまいのであり、下手なのはむしろ新しい個性としての下地を意味します。こうした自己認識は沢山のいろんな友情の中に芽生えます。」

このボロボロになった入学案内書は、いつでも見られる手元に置いてあって、
たぶん何よりもわたしを励まして導いてくださった、長沢節先生の教えです。

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懐かしいコーヒーテーブルと、今も生徒たちに100円で振舞われるコーヒーの香り。
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セツ先生が亡くなられてから色々あって、
この春学校の幕が下ります。
諸行無常にも先生の意図があるのかなと、
冷たい春の雨に濡れる母校を後にしました。



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