デトロイト美術館展 [作品展]
何か小品の掘り出し物は無いかと、美術館展に行ってきました。
昨年ポンピドー美術館展で、初めて素直にピカソの魅力を感じ、
今回そういう思いで50代の時の作品と、晩年80代の作品を見比べて、
脂の乗った艶やかな厚みある筆致と、
老いても尚、大らかに謳歌している自在な境地と、
そして、ついでに初期の生真面目な作風と、
天才の器用さ、その葛藤などまでも、計6点を見ながら味わいました。
今回月、火曜日は撮影許可、(一部SNS公開禁止)ということで、
少し撮影したのですが、カメラを手にすると雑念が湧いて、
落ち着かないなぁ…と思ったけれども、
わたしの気になる作品は、あまり葉書にして貰えないようなので…
記憶をより鮮明に出来る写真が数枚残って、悪くもないかな、と。
以下、そのような数枚。
パウラ・モーダーゾーン=ベッカー
『年老いた農婦』
マックス・ベックマン
『倒れた蝋燭のある静物』
ピエール・ボナールと、オディロン・ルドンと、エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーは、
鉄板的に、大好きでした。もう数枚は見たいなぁ。
2017-01-18 13:24
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昔、スペインのピカソ美術館で見た
ピカソが子供の時の闘牛の鉛筆の絵を見て、
「これが天才なんだ」って思いました。
by にゃごにゃご (2017-01-18 16:23)
そのたしか石造りの美術館に、学校の写生旅行の際に訪れたのですが、
ピカソの収蔵したバルテュスなどに魅せられて、まだまだ本人の作品には興味が持てないでいました。残念なことです…。
by トロル (2017-01-18 19:05)